充電器みたいなものなのかな

何年ぶり？ってくらいに、ものすごい久しぶりに読んだ。好きなものって変わらないって実感。

朝。晴れ。暑いけど、カラっとしてる。風もふいてる。
起きて、なんとなくBUMP OF CHICKENの音楽を聞いた。
そしたら、懐かしい感情が込み上げてきた。
その瞬間に、今日の予定は決まった。

出かける。通ってた高校がある街に。

バス乗って最寄り駅まで。
光の差し込むカフェでランチ。サーモンのクリームスパ、ゴーヤの和風合え、アイスティー。
ここのスタッフ、いつも皆オシャレ。でもって美男美女。

てくてく。

高校まで行こうと思ったけど、なんだかんだ遠いし夏休み中で誰もいないなーって考えて図書館。
広い館内に入った瞬間、独特の本の香りが鼻をかすめた。

あぁ。懐かしい。

授業サボってよく此処にきたなぁ。

学校は嫌いじゃなかった。
大事な友達に出会えたし、バカなことして笑ったり。
だけど、毎日の繰り返しが、とても退屈でしかたないときもあって。
そんなときは、本があたしに刺激をくれた。それとともに、癒しでもあった。
小説、絵本、雑誌、ときには洋書だって読んだ。

本を読んでいる時間は、心が穏やかでいられる。余計なことも考えなくていい。

願わくば、この森で眠りたい。